関西出張最終日は、 今回の出張のメインイベント。
フランスから来日した、CHAYUAN のCEO兼マスターブレンダーのムッシュ コレ夫妻と合流して、宇治の茶園の見学からスタートしました。
お茶問屋さんの紹介で、 まずは清水屋さんの茶畑へ。
こちらの畑は、覆下園。
お茶の葉が日光に直接当たらないように 覆いをすることによって、 茶の甘み・旨み成分であるテアニンが渋み成分 のカテキンに変化せず残り、甘み・旨みの濃い、まろやかなお茶になります。
ちなみに玉露や碾茶(抹茶の原料) がこの方法で栽培されます。
中でも清水園さんは、本簀と藁を用いて 覆いをする昔ながらの「本簀栽培」を されている数少ない生産者さん。
この日は、丁度、本簀覆い下栽培における 遮光作業のクライマックスである藁振りの 作業中でした。
しかも、作業されてる人の中に何と、 NHKの番組でも人気のスエーデン人 日本茶インストラクターの ブレケルオスカルさんの姿が!! 日本茶の栽培の勉強に、東京から、 わざわざ清水園さんにお手伝いに いらしていたそう。
流暢な日本語と英語で、 清水さんの通訳を兼ねてムッシュコレに 茶園や宇治茶について詳しく説明を して下さりました。 簀から漏れる光の下、絵になる、、、 青い目の日本茶伝道師。
本簀茶園で栽培されたお茶は独特の芳香と、 まろやかで豊潤な風味を併せ持つ貴重な お茶として取り扱われますが、 こんな簾の下で快適に成長するお茶は、 美味しくなるに違いないと実感しました。
ちなみに、、、ChaYuanJapan.では 現在日本茶の取り扱いは、ないのですが、 本国フランスではムッシュコレが 厳選してランイナップした日本茶が人気だそう 宇治茶、八女茶、ほうじ茶や、玄米茶なども リヨンのショップでは販売されています。
今回の関西出張はその買い付けに同行するのが、目的の一つだったのでした。
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